忍者ブログ
ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

銀魂映画見てきました 
超絶ネタバレのためつづきに格納

万感の思いです…!


何て言うかもう銀桂マジ銀桂。
前回の紅桜は桂を失った銀さん、今回は銀さんを失ったヅラという壮大な二部構成の銀桂である。
そして二作を通して銀桂というひとつのカップリングを裏付けることができるからくりに気付いてしまった。

銀さんは世界を救おうとたったひとりで行動し、その結果として未来から姿を消してしまった。
しかも菌に侵された自分を殺すために過去から自分を呼び戻す。
自分が戦争中にもらった種子のせいで、どんどん人が死んでいくのをただ見るしかない状況は、銀さんでなくても地獄だろうと思います…どんな思いでいたんだろうと考えると…
全然過去を断ち切れていない攘夷メン堂々第一位な彼が、過去に現在を殺されていくとかメンタル崩壊ですよね…
まさかの銀時と未来銀時の対峙、そして死ぬ未来銀時とか何これここだけで本作れるわ。
俺をやれるのは俺しかいねえってすげえナルシストだなとも思いつつ、そうでもしないと銀時を殺せるのって…
あ、ヅラがいるじゃんと思った
いや要するにだ。紅桜でも、ヅラも結局自分が死んだことにして、全部の責任をひとりっきりで抱えて問題解決しようとしていたからさ、ほんと似た者同士だなと。銀さんも自分が死んだことにして自分ひとりで責任まるっと抱え込んで。そこらへんの思想の根本の部分が同じっていうのがほんとたまらんくて。
だからこそ紅桜の時も、もしかしたら銀さんはヅラが死んだふりをしてるってわかっていたんじゃないかと思う…
ヅラの思考をわかって、行動まで読んで、乗り込んだ先にヅラがいることも信じていた、という分析…
普段お互い何考えてるかわかんねーふりをしつつ、土壇場での行動は手に取るようにわかるっていう確証を与えてくれたよね今回の映画は…


未来世界では銀時はだいぶ前に死んだことになってるんですが。
銀さんに死なれたヅラがだいぶ痛々しい…だってそれで過激派に舞い戻るんだよ…?先生を失った高杉じゃんかよ…
大切なものを失って世界をぶっ壊そうとする人はもれなく隻眼になるんですか?隻眼はそういうことって解釈でいいのかな?ヅラが高杉風になってたのは誰よりも大事な人を失ってしまった人間というメタファーですね?
敗戦の時に引き続きまたも銀さんに置いて行かれたヅラを思うとかわいそうすぎて;へ;
覚悟はあったと思うけど実際に二回目去られてしまったら世界も壊したくなるよね…
基本銀桂は銀さんが可哀想な感じだったけど今回はヅラが可哀想で萌える。でも私ヅラ厨だから事情がなんであれヅラにそんなきつい思いをさせててめえこら坂田という感じ。

そして過去から来た銀時に「珍しく昔話をしに来た時に、気付くべきだった」と嘆くヅラ。
その時にもちょっとした違和感を感じたんだろうなーとか妄想するともうね;へ;
ていうかお前ヅラに会いに行ったんかい。姿消す前にもう一度ヅラを目に焼き付けに行ったんかい。
洗いざらい話したかっただろうに、それを押し込めて昔の話をする銀時にも萌えるし、違和感を感じつつもそのまま送り出すヅラにも萌えるし、最後の対話を考えると涙がこみ上げてくる…
っていうかこれあれじゃね?敗戦後姿を消す直前で散々みんな妄想したやつじゃね?あれ?マジ?焼き直されたねフィルムに。

攘夷戦争時代へ戻り、白夜叉を殺そうとする銀時の前に現れるかぶき町の面々。全員総出で元凶の天人との対決バックアップ。
最後のヅラへの銀さんの想いが深すぎて戦慄走った。ヅラはやっぱり万事屋にいることこそが銀さんの幸福だって理解してて、銀さんの幸せのために身を粉にすることを厭わない…何その究極の愛?うらやましいわ、私もそこまで誰かを愛しぬいてみたいわ。なんかもう恋とか愛とかじゃないですね。BLとかじゃないんですね君たちは。
ちっちゃいころから一緒にいて、辛いこともしんどいことも全部一緒に体験してきて、一度はまた一緒に剣を取りたいって思っていたけどその思いも殺して、家族のない銀さんにやっとできた家族を自分が護ろうとするだなんてもう親なん?母親なん?無償の愛すぎ。もう私銀桂はホモじゃなくても全然萌えれる。公式のその関係性だけで熱いものがこみ上げる。だいぶレベル上がってるわ私。
まあそこからね、銀時的にはヅラにはそういう存在でいてほしいんじゃなくて、自分がちゃんとヅラの人生に必要な存在であり、情熱の対象でありたいという齟齬があると妄想するとね、そこのすれ違いにがっつり萌えるんだけどね!!

そして終盤、危機を救う攘夷の面々!!どうしようもなくなって悶えた映画館で。紅桜のラストと同じ現象に陥った。
昔の自分を見るヅラめっさよかったよ…驚いて目を凝らすヅラかわいいよ…
ていうかあのサポートメンバーの中で飛ばされた攘夷時代にもいたのがヅラだけっていうのもいいよね。長い付き合いをまざまざと見せつけられた気分…。

そんなわけで、映画銀魂 万事屋よ永遠なれ は銀桂の関係性をぎゅっと凝縮したアニメスタッフ渾身の銀桂映画でした。
はーー語った語った。久々にたっぷり栄養もらった気分です。
これで完結とはいえ、原作ストックがたまりにたまったらまた何かやってほしいです。
エンドロールでは1期OPのprayと共にこれまでのアニメの映像が流れて、私も6年間の同人活動を思い返し、卒業式みたいな気分になりました…。腐女子になったきっかけ…オンリーのために上京したこと…数々の萌えを与えてくれた神々の同人誌…萌えを共有していただいた多くの方々…初めてのオフ活動…私の青春は銀桂だったんだ…と思うとこの世界は何て美しいのかと思います;へ;生まれてきた喜びさえ感じることができました。本当にありがとう空知先生、アニメスタッフ…!


来週のジャンプはヅラと坂本が出るらしいので、まだまだ銀桂フィーバーは続く…

PR
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
[06/06 まさ]
[05/30 。。。]
[05/27 めー]
[04/09 NONAME]
[09/26 jiu]
最新記事
(01/05)
(12/01)
(10/24)
(09/29)
(09/19)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
jiu
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
鑑賞メーター
慈雨の最近観たビデオ
読書メーター
慈雨の最近読んだ本
忍者ブログ [PR]
"jiu" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.