2008 12.22 Mon 一年で一番漫才の批評眼が養われる時期 ＣＡＴＥＧＯＲＹ ：未選択

ほんとに群を抜いて面白かったですNON STYLE
今年は既にある程度知名度のある新人が多かったのですが全体的にレベルは低め…
そんな中で唯一面白かったのが彼らだったので結果には大いに満足
テンポはかなり早めなのに何を言っているのかが明確だし、ボケとツッコミの温度差があまりない状態でテンポ良く歯切れ良く続いていてすごいと思った
他は結構変わったテイストの漫才だった中、一番べタで一番技術力の高い漫才だったにー
石田のボケが短いのがいいですね！井上の切り返しも上手いし！

ダイアンは津田が下手すぎて西澤の持ち味が出し切れてないのが残念すぎる
でも去年よりはレベル上がってた。去年はひどかった…
モンスターエンジンも個人的に神々のネタが大好きなんで応援してたのですが、漫才になるといまひとつ乗り切れてないですね。あれはどっちもボケ気質なんだと思う。だから二人して笑わせられるコントが合ってるのかも。コントなら確実に優勝候補だろう
Ｕ字工事も思ってたよりは面白かった。ザ・パンチが実力出し切れなかったのが残念。
笑い飯にはめっさ腹立ちましたけどね…なんだあの構成の甘さは…
前半と後半で全然話が違う…
冒頭でせっかく自虐っぽく自分たちの漫才をネタにして上手くボケ方変えてきたのに、それを全く無視してしまったのがな～…。
オードリーも面白かったけど、決勝戦が勢いに任せすぎててダメだった
ナイツはね、あれは１分でやるからおもしろいんだね。漫才にしてしまうとどうしてもだれる。
テンポがゆっくりすぎ。寄席向きではあるけど
そして優勝第一候補キングコングは…う～ん。
ちょっとネタが合ってなかった。勢いとテンポはあるけど何かが足りない。


本当に漫才って奥が深い…
テンポ早すぎてもついていけない、遅すぎてもだれる。
ボケがべタすぎても笑えないが、シュールすぎても飽きる。大声とかもう論外。
ボケはすべての人にわかるものでなければいけないけど、わかりやすすぎるのもスべる。ちょっとの風刺と毒が必要だけど、その塩梅を間違えると一気につまらなくなる。
ある程度のキャラづけも必要だけど、キャラだけで突っ走るとレベルが落ちる。
何よりも、頭でなくて心で、っていうのが大事ですからね。本人が楽しくなきゃ客だって楽しいわけがない。


スポーツですか？

明日あたり、銀桂漫才パロディがきっと日記にあがります